みなさま、
明けましておめでとうございます🎍
高揚感あふれる2020年、
本年も
どうぞよろしくお願いいたします(*^-^*)
ビーマックスでは、
学科を超えて、
(できれば)学年も超えて、
協同する時間を、
《きょうどう=
チカラ・心を合わせて物事に取り組む》
とても大切にしています。
【地域のために何ができるかを
自分たちで考えて
自分たちで行動するぞ❕❕】
が
テーマの
『課題研究』という授業を、
紹介しているブログ記事、
今回は第3回(最終回)です。
30を超えるチームのうち、
私が興味深かった2チームの活動を
ご紹介しておりますが、
今回、取り上げるのは、
こちらのチームです↓↓↓
彼らは、
矢掛町(岡山県小田郡)で取り組まれている
地域活性化について学んできました。
矢掛町は、
岡山県南西部に位置し、
江戸時代、
大阪から下関までをつなぐ
旧山陽道の宿場町として栄えました。
今でも当時の雰囲気が残る、
歴史情緒あふれるところです。
活動の拠点とさせて頂いたのは、
矢掛町にある
古民家を改装したカフェ
『シーズ藤原家』さん。
〈仲の良い藤原さんご夫婦〉
なんと、
このオーナーご夫妻は、
チームメンバーの一人の、
おじいさま・おばあさまです。
おばあさまである
藤原しのぶさんが、
全国各地で買い付けてきた
お洋服や食器、雑貨を販売しながら、
(一点もの多し❕)
オーナーご夫婦のご子息が
シェフとして、
お料理やデザートを
ふるまっておられます☕
(オムライスが看板メニュー❕)
興味深いのは、
オーナーご夫婦はもとより、
ご家族・ご親戚に
矢掛町にご縁のある方は
誰もいないということ。
(゚Д゚;)ノ!!
(地元は倉敷市児島だそうです)
こだわりのお品を仕入れて、
地元の児島や東京などで
販売されていた中で、
矢掛町にいるご友人から、
「矢掛には雑貨店がないから、
良ければ矢掛でお店を開いてみないか」と
お誘いを受けたのだそうです。
矢掛町は
風情のある街並みが残るところですが、
住民の数は右肩下がり、
人が住まなくなった空き家や
手入れをされなくなった田畑が、
町の中に多く点在し、
活気が失われていました。
町をあげての
移住支援策として、
新しく家を建てる人はもちろん、
空き家や空き地を管理して、
借りたい人や使いたい人に紹介したり、
空き家や古民家を改装して
新しく事業を始めたい人を応援したり、
就農したい人には、
アスパラガスやぶどうといった
矢掛町の特産物をつくる研修制度や
農地探しのサポートもしてくれます。
歴史文化の残る矢掛で、
ご自身が培ってきたものを発信しながら、
町自体の活性化に関わることができればと、
元のお住まい(児島)をたたんで、
お家ごと引っ越してこられた
オーナーご夫妻❕
この行動力に👏(b゚v`*)感動♪
この建物も、
今にも崩れそうで
ボロボロだった古民家を
リノベーション(改装)して、
2015年の夏に
カフェとして生まれ変わりました。
雑草がぼうぼうだった中庭も、
ご家族みんな総出で、
丁寧に取り除き掃除をしたそうです。
🎤 藤原しのぶさんのインタビューはこちら🎵
チームメンバーたちは、
『シーズ藤原家』さんの一員として、
お店の宣伝をして、
接客や食器類の片付けなどを
手伝わさせて頂きながら、
また、
佐藤さんに
今とこれからの矢掛町について、
お話を伺ってきました。
やかげ町家交流館は、
築80年以上の古い建物を
リノベーションし、
2014年2月にオープン。
特産品販売コーナーや
町周辺の観光情報などを求めて
観光客の方々が集まるほか、
毎週日曜日には、
クラシックのコンサートや講演会、
朗読会など
さまざまなイベントが行われ、
地元の方々の交流の場としても、
活用されています。
伺った日も
地域のカラオケ大会が行われていました🎤
🎤 交流館 館長 繁森さんのインタビューはこちら🎵
地元の方はもちろん、
町の外からも
いろんな方が集まってきて、
町全体に活気を取り戻す
矢掛町の取り組みは、
少しずつ実を結び、
2018年には、
世界で初の
『アルベルゴ・ディフーゾ・タウン』という認定を受けました❕
『アルベルゴ・ディフーゾ』
とは、
イタリア語で、
〝分散型ホテル〟という意味。
過疎化・高齢化が進み
廃村の危機に陥った地域で、
再び活気を取り戻そうという試みです。
具体的には、
地域の空き家・空き店舗を利用して、
宿泊施設や食堂、観光などを、
地域の中にバラバラに配置し、
地域全体を
丸ごとひとつのホテルのように見立てて
運営するというもの。
『アルベルゴ・ディフーゾ』に認定された地域は、
ヨーロッパを中心に92か所ありますが、
矢掛町にある宿泊施設(矢掛屋さん)が、
アジア初の
『アルベルゴ・ディフーゾ』に認定され、
さらには、
矢掛町自体が、
世界初の
『アルベルゴ・ディフーゾ・タウン』の認定を受けました。
観光客の方々が矢掛町を訪れたら、
その町に溶け込みながら、
滞在してもらうのです。
高齢化・過疎化が進む地域は、
日本中に広がる中で、
矢掛町の取り組みは、
各地域から注目を浴びています。
一定の成果を上げている矢掛町でも、
関係者のみなさんが
もっともっと足を運んで欲しいと願っているのが、
今回のチームメンバーのような、
若い人たち。
チームメンバーは、
矢掛町の活性化の取り組みを
学ばせてもらいに行ったにも関わらず、
「(君たちのような)若い子たちが、
矢掛町に興味を持ってくれて、
とても嬉しい❕❕」
゚.+:。ヽU^ェ^U丿イラッシャイ ☆゚・*:.。. .。.:
と
いろんなところで、
大歓迎をして下さったそうです。
超少子高齢化が進む日本。
今の学生たちが
30代・40代
働き盛りの大人として
社会を支えるようになる頃、
日本はどんな国になっているのでしょうか。
【地域のために何ができるか】
これは、
社会の一員となって暮らす
国民全員が、
それぞれの立場で考え
行動していかねばならない
共通のテーマだと思います。
今回、矢掛町で学ばせて頂いたことを、
学生が社会に出て
働くようになったとき、
それぞれの場で
生かしていくのはもちろん、
ビーマックスの
授業のカタチにも、
反映させることが出来ればと
考えさせられた内容でした。
ビーマックスに興味を持って下さったら、
ぜひオープンキャンパスへお越しくださいませ❣
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